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トメとドウヅキは絶対につけろ!

Posted by 世界旅行 on 05.2011 家具づくり 0 comments 0 trackback


 いま学校では「小引き出し」作りの終盤に差し掛かろうとしています。引き出し本体(ガラと言います)は組みあがり、中に入れる引き出しをこれから作っていくことになります。
トメとは、大正生まれのお婆ちゃんの名前ではなく、45度の角度で切った角どうしをピタッとくっつけて90度の角でもって接合する部分のことです。写真では上側の前と奥の4つの角がトメになっています。ドウヅキは、剣道の必殺技の名前ではなく、横の側の板と引き出しの仕切になっているそれぞれの板の接合部のことを言い、隙間なく組み上げることで強度も出るし見た目もきれいになります。先生が「留めと胴突きは絶対につけるんだよ~」としつこいくらいに言っていたので、写真のように四方八方から締め上げてつけました。この道具をハタガネと言いますが、家具作りはこのハタガネで無理やり締めて接着する、という場面がけっこうあります。ハタガネを外すとタガが外れたように歪むこともあるのですが、今回は外してもちゃんと四方八方くっ付いていました。

201108250805000.jpg

 夏休みの間に作った腰掛けは家にもってきて「オイルフィニッシュ」の練習材料になっています。今、いろんな家具屋さんのホームページを見てもほとんどオイルフィニッシュ仕上げになっているのですが、オイルフィニッシュってなんじゃらほい?何か魔法のようなことでもあるのだろうか?と思ってましたが、要は油を塗りこんで乾かし、塗りこんで磨き乾かし、また塗りこんで磨くという繰り返しによって、家具をコーティングする塗装方法です。ペンキやウレタンで膜を作るわけではないので水に弱かったり経年劣化もするのですが、できればその都度オイルを塗り磨く、というメンテナンスをして家具を育てるという関わり方を推奨しているようです。組みあがった家具も要は「木」ですから、ウレタンやニスで膜を作ると呼吸(周囲の湿度と呼応して乾燥、湿潤すること)ができなくなります。それがどう悪いのか、ちょっと今わからないのですが、オイルで塗装した家具は呼吸ができます。家具が湿度に呼応して乾燥、湿潤するっていうのは、家具の歪みやガタツキに繋がることで、呼吸ができると何が良いのかは今ちょっとわかりません。が、家具の作り手は歪まない、がたつかない、割れが入らないような工夫をいたる所に盛り込みながら、ひとつの家具を作っている、ということを学校に入って知りました。そういう部分をまったく考えずに、または考えなくて良い改良木材(木を繊維状にして固めたボードなど)で作っている家具が世の中には山ほどありますし、それが主流ですが、木のことを知って木でちゃんと家具が作れるように、勉強!勉強!の日々です。


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