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もっともっと色々感じたい

Posted by 世界旅行 on 31.2012 日頃のこと 0 comments 0 trackback


 新潟の十日町一帯で行われている大地の芸術祭にハニーと行きました。大地の芸術祭はトリエンナーレなので、3年に一度の開催で、3年前もハニーと行きました。今回はそのまま実家に帰り、遅い盆休みでお父さんの墓参りに行きました。ニコニコレンタカーで借りた1500ccの車で、120キロ以下では走らないというspeedで、外環道、関越道と4時間ひた走りました。
十日町、最初に行った農耕文化村センターの入り口で写真のブルドックがいて、これはいい質感と思います。木を彫った彫刻で、大きさは米俵二個分くらい。作者の名前は確認してませんが、なかなか良いではないかーと気分がよくなりました。

SDIM0194.jpg

 そして夜は、今回のメインであるニブロールの「see/saw」というダンスを見に倉俣地区へと車を走らせます。
地域の子供たちも巻き込んだ作品で、ダンサーのダンスより子供たちの初々しさに目がとまります。何かを表そうとする、抽象的なものを描こうとするダンスより、それそのものの方を私は見たいです。ダンスであれば、動きそのものに魅力がなければ頭でっかちな意味ゲームにしかなりません。序盤はそんなニブロールでしたが、途中公演場所を近くの神社へと移動するという演出があり、田んぼのあぜ道を地域の大人たちが神輿を担いでお囃子と踊りで練り歩くのに続いて、観客も歩いていくのですが、私とハニーは神輿を追い越し、踊り歩く列の後ろにうついて行きました。後ろには神輿が迫り、暗いあぜ道をたらたら歩いていくのはいい感じでした。
神社に着くとパソコンから出力される照明に皆がどよめきます。社の輪郭を縁取るようにピカピカライトが放たれ彩られます。ブワーと光の輪っかが生まれて集まり空に飛んでいきます。ダンサーの動きに呼応して照明が生きているように神社一体を上塗りします。家財道具や車やバイクなど、去年の津波で流された物の影絵が左から右へ流れていきます。開演冒頭でも、震災当時のことを日記にした文章を子供たちに読ませるという演出もしてあり、明らかに震災を表現のモチーフにしています。四人の女の子ダンサーが包帯を巻いた、血を出したような生きているとも死んでいるとも分からない不吉感の中で、「イエィ!」「イエィ!」「一緒に!」「一緒に!」「行く?」「行っちゃう?」と無理やりな楽しげなヒステリックな声を上げ、ずっと境内を動き回ります。そして行っちゃっておわりました。
ハニーは亡くなった女の子たちが向うの世界へ行くときの感じが、不吉な感じがした、と言いました。私はAKB48のライブのような感じがしてたので、色々感じ方が違って面白いねとハニーが言いました。二人とも満足して、この後21時から始まる「ライフ・スペンズ・ライト」という映画を見に十日町市街の映画館まで車を走らせねばなりません。今日という日は長いぜ。


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